クラスパーカーをおそろいで作りたい！パーカーの選び方とデザイン例

文化祭や体育祭などのイベントで制作する、おそろいのクラスパーカー。いざ作るとなると、どんなパーカーを選んで、デザインはどうすればいいのか、迷ってしまうことはありませんか？ ベースとなるパーカーの選び方やデザインの要となるフォント、デザイン例など、クラスパーカー制作のポイントを紹介していきます。

クラスおそろいで作るならパーカーがおすすめ！

クラスで一致団結して学校のイベントに臨むなら、おそろいのウェアは欠かせません。クラスTシャツが定番ではありますが、おそろいで作るならパーカーもおすすめです。

季節に合わせて制作しやすい

クラスTシャツを作っても、秋や冬、梅雨冷えする時期など、一枚で着用するには寒い季節もあります。寒いからと上から羽織ものを着ると、せっかくのTシャツが見えなくなってしまうのが難点です。 その点、パーカーはアウターとしても活躍するアイテム。生地の種類や厚みも豊富で、イベントの季節に合わせたものを制作しやすいメリットがあります。

着回しパターンが豊富

パーカーは制服との相性もよく、着回しパターンも豊富です。たとえばパーカーをアウターとして、制服のスカートやパンツと合わせてコーディネートできます。ジャケットの下にパーカーをインナーとして着用する着こなしもおすすめです。 パーカーのインナーには各自好きなものを着用して個性を出すなど、さまざまなコーディネートを楽しめます。

クラスパーカー制作のポイント

クラスパーカーの制作は、ベースとなるパーカーを選んでデザインをプリントする流れになります。次に挙げる3つのポイントを押さえておきましょう。

　● パーカーの生地・裏地素材を選ぶ
　● パーカーの種類を選ぶ
　● フォントを選ぶ

パーカーの生地・裏地素材を選ぶ

ベースとなるパーカーを選ぶ際には、生地や裏地の素材に着目しましょう。パーカーに使われている生地として代表的なのはパイル生地と裏起毛、ドライ素材です。

生地	特徴・向いている用途
パイル生地	糸をループ状に織った生地。パーカーの場合はループ状に織られた裏毛や裏ループと呼ばれる生地が裏地に用いられている。肌触りがよく、パイルによって表面積が広くなるため吸水性に優れ、保温性もあるのが特徴。文化祭や体育祭向き。
裏起毛	裏起毛は、パイル生地（裏毛）のループ状の部分を起こして毛羽立たせた生地。パイル生地よりも厚みがあり、ふんわりとした柔らかな肌触りが特徴。保温性が高く、冬のマラソン大会やスキー合宿といったイベント向き。
ドライ素材	ポリエステルを使用した生地。速乾性に優れていることから、汗をかいても乾きやすく、サラっとした着心地が特徴。体育祭や球技大会などのスポーツイベント向き。

パーカーの種類を選ぶ

ベースとなるパーカー選びでは、パーカーの種類も重要なポイントです。パーカーはプルオーバーとフルジップの種類に分けられ、フードの生地が二重になったWパーカーのタイプもあります。

プルオーバー

プルオーバーは頭から被って着用するタイプのパーカーです。インナーとしても着用しやすく、パンツやスカートなどボトムスを問わず簡単にコーディネートに取り入れられます。オーバーサイズでパーカーを作り、制服と合わせてもかわいいです。

フルジップ

ファスナーで開け閉めできるフルジップは着脱がしやすいため、体育祭や球技大会などで作るクラスパーカーに向いているタイプです。ファスナーを開けて、インナーを見せる着こなしもできます。

Wパーカー

Wフードパーカーは、フードの内側にも表の生地が縫い合わされている「二重フード」のパーカーです。フードが二重になっているためボリューム感が出るほか、フードをかぶってもサマになります。

フォントを選ぶ

クラスパーカーを制作するにあたって、フォントはデザインのテイストに大きく影響する要素です。代表的なフォントの種類と特徴を押さえておきましょう。

　● ゴシック体
　● 明朝体
　● おしゃれ系
　● かわいい系
　● 飾り文字
　● 筆文字

ゴシック体

ゴシック体は日常的によく使われるフォントのひとつで、文字の線がほぼ同じ太さにデザインされていることが特徴です。英字のほか、漢字や平仮名にも向いており、可読性も高いため、文化祭で出店するお店の宣伝など、ロゴやメッセージをしっかりと際立たせたい場合におすすめのフォントです。

明朝体

明朝体はゴシック体と並んで使われることの多い、高級感のある標準的なフォントです。毛筆の楷書体がベースになっており、縦画が太く横画が細いのが特徴で、画数が多い文字でも潰れにくく、読みやすいという利点もあります。

おしゃれ系

オリジナルパーカーには、フォーク体や丸フォーク体、カクミンなど、おしゃれな印象のフォントもおすすめです。なお、フォーク体は明朝体をベースにカジュアルなテイストに整えたフォントで、カクミンはゴシック体と明朝体の特徴を組み合わせたフォントです。文字をしっかり読んでもらいたいが、クラスの雰囲気や個性を演出したい場合などに向いています。

かわいい系

モアリアやはるひ学園、シネマレターなど、かわいい印象のフォントを選ぶのもよいでしょう。いずれも印象に残りやすい個性的な書体で、ロゴのようにも見えるフォントです。文字を読ませることよりも、文字をデザインの一部として表現したい場合に向いています。

飾り文字

縁取りや影、塗りつぶしなどの飾りをつけたフォントです。ゴシック体を現代的にアレンジした「新ゴ」をベースにした新ゴ太ラインや新ゴシャドウ、新ゴエンボス。さらに「新ゴ」を丸ゴシック体にした「新丸ゴ」をベースにした新丸ゴ太ラインや新丸ゴシャドウといったフォントがあります。 飾り文字はオーソドックスなフォントよりも存在感があり、自然と目を惹く効果があります。クラスの連帯感を示すメッセージなどで使用してもよいでしょう。

筆文字

筆文字は筆で書いた文字の「とめ」「はね」「はらい」を活かして、書体として整えたフォントです。代表的な筆文字である正楷書体は太さの均整が整えられていて読みやすく、格調高いイメージを持つフォントです。極太の楷書体の楷書MCBK1、行書の文字の崩し方を控えめにして読みやすいように配慮した角新行書といったフォントもあります。 筆文字は和のイメージを演出できるため、和のテイストがあるクラスのイベントや出し物を行う際におすすめです。 ----

クラスパーカーのデザイン例

実際にクラスパーカーを制作するときにはどんなデザインにすればよいのでしょうか？　基本的な3つのデザインパターンを紹介していきます。

　● シンプルに文字だけのデザイン
　● 文字をアレンジしたデザイン
　● ロゴやイラストを含めたデザイン

シンプルに文字だけのデザイン

クラスパーカーのデザインとしてスタンダードなのは、シンプルに文字だけを入れるデザイン。学校名やクラス名のほか、担任の先生の名前で「○○クラス」と呼ぶ場合は先生の名前を入れることが多いです。また、文化祭で模擬店を出店するのであれば、店舗名を入れると宣伝も兼ねられます。

文字をアレンジしたデザイン

文字をアレンジするだけでも、デザインの幅は多彩に拡がります。たとえば、強調したい部分に飾り文字を入れるなどフォントを組み合わせる、文字の大きさを変えるといった方法があります。また、既存のフォントも、縦や横に伸ばすことでまた違った雰囲気の文字になります。

ロゴやイラストを含めたデザイン

ロゴやイラストを入れてクラスパーカーを制作すると、デザインの方向性はさらに広がります。学校のロゴを使用する場合には、担任の先生に確認するなど、念のため学校の許可を取りましょう。 また、イラストを入れる場合には、フリーイラストを使用するか、自作するのが基本です。絵が上手なクラスメイトに先生の似顔絵などを描いてもらっても面白いでしょう。

パロディデザインは著作権に注意！

イラストやロゴの使用にあたっては、著作権の侵害にあたらないように注意が必要です。 原則として、第三者によるデザインは無断で使用することはできません。下記のものなどを使用するには、著作権者、あるいは商標管理者の許可が必要になります。

　● 企業やブランドのロゴマーク
　● アニメや漫画のキャラクター
　● 雑誌やWEBメディアに掲載されている写真やイラスト
　● 歌詞や小説のフレーズ

クラスパーカーの制作にあたっては人気のブランドやキャラクターを模したパロディデザインが一案に上がるかもしれませんが、基本的にはNGであることを覚えておきましょう。

クラスパーカーはまとめて作るとお得！

クラスパーカーの制作は、少量ずつを何度かに分けて注文するよりも、まとめて作った方がお得になります。 【価格例：9.7オンス Wフードプルオリジナルパーカー（単色印刷・前面にデザイン）の場合】

枚数	価格（合計）	価格（1枚あたり）
1枚（サンプル印刷）	8,800円	8,800円
5枚	26,796円	5,360円
10枚	42,834円	4,284円
20枚	72,094円	3,605円
30枚	103,312円	3,444円

まとめ

クラスパーカーの制作では、ベースとなるパーカーの種類や生地など、季節や用途に合ったものを選びましょう。また、フォントの選び方一つとっても、印象は大きく変わります。イラストを入れることもできますが、著作権には注意しましょう。 ラクスルのオリジナルパーカー制作では、ここで紹介したパーカーの種類、フォントを選べるほか、文字のアレンジも可能です。簡単にデザイン・制作できますので、ぜひチェックしてみてください。 ラクスルのオリジナルパーカーはこちらから