パーカー

オリジナルパーカーのデザインを成功させるコツ!配色・配置をおしゃれにするポイント

オリジナルパーカーを制作するとき、どのような配色や配置にするとおしゃれなデザインになるのでしょうか? 色の組み合わせやフォントなど、オリジナルパーカーのデザインのポイントと、ラクスルで簡単にデザインを制作して注文する方法を紹介します。

オリジナルパーカーのデザインのポイント

オリジナルパーカーをおしゃれにデザインするために、次に挙げる3つのポイントを押さえておきましょう。

 ● パーカーとプリントの配色
 ● フォント
 ● プリントするデザインの配置

パーカーとプリントの配色

プリントするデザインの色の印象は、印刷面となるパーカーの色によって大きく異なります。色の組み合わせによっては、「文字やロゴ、イラストが思っていたよりも見えにくい」といった失敗を招きかねません。

基本的には、「白地パーカーに黒の文字をプリント」のように対照的な色を組み合わせれば、印刷したデザインは見やすくなります。一方、プリントとパーカーの色が同系色だと、デザインは見えにくくなります。

ロゴやメッセージが際立つ「白地×暗色プリント」「黒地×明色プリント」

”白地に文字” 「白地×暗色プリント」や「黒地×明色プリント」は、ロゴやメッセージを際立たせる組み合わせです。また、白や黒は無彩色と呼ばれる色味のないカラーで、どんな色とも合わせやすい特性があります。

白地のパーカーにおすすめの暗色とは、明るさの度合いを示す「明度」が低い色をいい、灰色や黒、深緑、紺色などが該当。シンプルでおしゃれな印象になります。

”黒地に文字” 一方、黒地のパーカーに向いている明色は、明度が高い色です。特に明度が高く、鮮やかさの度合いを示す「彩度」も高めの「ブライトカラー」と呼ばれるトーンの色は、カジュアルでポップなイメージもあり、パーカーのプリントにも映えるでしょう。

パステルカラーなど淡い色には濃いプリントを

”パステル地に濃い文字” 明度が高く、彩度が低いパステルカラーなど淡い色は、濃いはっきりとした色でデザインをプリントすると映えます。反対に、濃い色のパーカーに淡い色でプリントをするのもおすすめです。 ”パステル地に薄い文字” 一方、パステルカラーのパーカーに、同じような明度や彩度の淡い色でプリントしてしまうと、ぼやけた印象となってしまいます。

同系色のプリントは沈んでしまう

”同色系” 同系色はまとまりのある印象になる組み合わせではありますが、地の色とプリントの色に使用するとデザインが沈んでしまい目立ちません。 ”色相環” なお、色相を環状に配置した「色相環」で、反対側にある補色を組み合わせると、コントラストが強く引き立ちます。たとえば、黄色の補色は青紫色です。

フォント

オリジナルパーカーのベースとなるパーカーは、シンプルな無地デザインのものが一般的です。そのため、パーカーのデザインに使用するフォントは、仕上がりのイメージを大きく左右する要素となります。代表的なフォントの種類と特徴を押さえておきましょう。

 ● ゴシック体
 ● 明朝体
 ● おしゃれ系
 ● かわいい系
 ● 飾り文字
 ● 筆文字

ゴシック体

”ゴシック体” ゴシック体は日常的によく使われるフォントのひとつで、文字の線がほぼ同じ太さにデザインされていることが特徴です。英字のほか、漢字や平仮名にも向いており、可読性も高いため、ロゴやメッセージをしっかりと際立たせたい場合におすすめのフォントです。

明朝体

”明朝体” 明朝体はゴシック体と並んで使われることの多い、高級感のある標準的なフォントです。毛筆の楷書体がベースになっており、縦画が太く横画が細いのが特徴で、画数が多い文字でも潰れにくく、読みやすいという利点もあります。

おしゃれ系

”おしゃれ系” オリジナルパーカーには、フォーク体や丸フォーク体、カクミンなど、おしゃれな印象のフォントもおすすめです。なお、フォーク体は明朝体をベースにカジュアルなテイストに整えたフォントで、カクミンはゴシック体と明朝体の特徴を組み合わせたフォントです。可読性も問題なく、「文字をしっかり読んでもらいたいがゴシック体や明朝体にひと味加えたい」といった場合に向いています。

かわいい系

”かわいい系” モアリアやはるひ学園、シネマレターなど、かわいい印象のフォントを選ぶのもよいでしょう。いずれも印象に残りやすい個性的な書体で、ロゴのようにも見えるフォントです。文字を読ませることよりも、文字をデザインの一部として表現したい場合に向いています。

飾り文字

”飾り文字” 縁取りや影、塗りつぶしなどの飾りをつけたフォントです。ゴシック体を現代的にアレンジした「新ゴ」をベースにした新ゴ太ラインや新ゴシャドウ、新ゴエンボス。さらに「新ゴ」を丸ゴシック体にした「新丸ゴ」をベースにした新丸ゴ太ラインや新丸ゴシャドウといったフォントがあります。

飾り文字はオーソドックスなフォントよりも存在感があり、自然と目を惹く効果があります。文字をデザインの一部として強調したい場合に向いており、イベントなどのスタッフウェアやノベルティなどにおすすめです。

筆文字

”筆文字” 筆文字は筆で書いた文字の「とめ」「はね」「はらい」を活かして、書体として整えたフォントです。代表的な筆文字である正楷書体は太さの均整が整えられていて読みやすく、格調高いイメージを持つフォントです。極太の楷書体の楷書MCBK1、行書の文字の崩し方を控えめにして読みやすいように配慮した角新行書といったフォントもあります。

筆文字も目を惹きやすく、和に関連するビジネス、文化、スポーツなどのスタッフウェアやチームウェア、ノベルティに向いています。

プリントするデザインの配置

”デザイン配置” ロゴやテキストの配置箇所も、パーカーのデザインに大きな影響を与える要素です。なお、ラクスルのオリジナルパーカーの印刷可能位置は、以下から選択できます。

 ● 前面
 ● 左胸
 ● 右胸
 ● 背面
 ● 襟下
 ● 左袖
 ● 右袖

前面や背面はデザインを大きく目立つように入れたい場合に向いた箇所です。ロゴやイラスト、社名・ブランド名・学校名・チーム名のほか、メッセージ性を含めたテキストなど多くの情報を入れることもできます。

左胸や襟下はワンポイントとして、ロゴや社名・ブランド名・学校名・チーム名などを入れる場合に向いています。また、袖に社名・ブランド名・学校名・チーム名などを入れるのもおしゃれです。

オリジナルパーカーのデザイン作成

ラクスルでは、パーカーに印刷するロゴやイラスト、テキスト(文字)などのデザインを「デザイン編集ツール」で簡単に作成できます。

ロゴやイラスト、文字を自由に配置できる

”デザイン編集画面” ラクスルの「デザイン編集ツール」では、下記のようなデザイン要素をサイズやフォントを調整しながら視覚的に配置できます。

 ● 会社のロゴデータの貼り付け
 ● メッセージなど任意のテキストの追加

パーカー前面の左右の胸や左右の袖、背面のほか、プルオーバータイプなら前面の中央に大きくデザインを入れることも可能です。

Illustratorで作成したデザインの入稿ができる

Illustratorで作成したデザインデータを使用する際は、入稿用のテンプレートを利用します。テンプレートはノベルティそれぞれの商品ページからダウンロードできます。 なお、単色印刷で記念品を制作する場合は、アウトラインのみで構成されたデータを用意してください。またフルカラーで全面デザインされたデータは入稿時に自動変換され、塗りつぶされたデザインになってしまう点にも注意しましょう。

データ入稿は複数形式に対応

”データ入稿画面” 入稿データはIllustrator(.ai)のほか、さまざまな形式に対応いたします。

 ● 対応データ形式:ai / png / pdf / jpg / psd

入稿するデータ数に制限がない

ロゴやキャッチフレーズなど、複数のデータを使用する場合でも、入稿可能なデータ数に制限はありません。入稿データの個数に応じた別途料金等も発生しないので、数種類のデータを用いるような凝ったデザインも可能です。 なお、使用可能なファイルサイズの上限は50MBなので注意しましょう。

出来上がりのプレビューや共有ができる

”プレビュー画面” デザイン編集ツールでは、自由にデザインを作成できるのはもちろんのこと、プレビュー画面から都度、仕上がりイメージや色味の確認が行えます。「完成した実物を見たら色味が合わなかった」といったことも回避できるほか、仕上がりイメージの事前共有も可能です。

まとめ

オリジナルパーカーを制作する際には、パーカーとプリントの配色、フォント、配置などがデザインのポイントです。ラクスルのデザイン編集ツールを使用すれば、プレビュー画面で仕上がりイメージを都度確認しながら手軽にオリジナルパーカーを制作できます。ノベルティやギフト制作には、ぜひラクスルをご利用ください。 ラクスルのオリジナルパーカーはこちらから