オリジナルTシャツに入れるワンポイントの工夫
ワンポイントのデザインを入れたTシャツでオリジナリティを出すポイントは、ワンポイントデザインの「場所」と「大きさ」です。ワンポイントの配置と大きさこそが、Tシャツの印象を大きく左右するためです。本記事では、ワンポイントの配置と大きさがTシャツの見た目にどのような影響を与えるのか、実際の写真を用いて解説していきます。
ワンポイントは「場所」と「大きさ」が印象を左右する
簡単なようで奥が深いのがワンポイントの印刷です。ワンポイントの印刷箇所やサイズによって、Tシャツの印象は大きく変わってくるからです。 例えば前面に大きく印刷すると、インパクトがある印象的なTシャツになります。一方、胸の部分などに小さく印刷すると、シンプルで洗練された仕上がりになります。
ワンポイントを印刷する場所
デザインを印刷する場所は、左胸や袖など、さまざまな部位から選ぶことができます。部位の組み合わせも可能です。
- 前面
- 背面
- 襟下
- 胸(右・左)
- 袖(右・左)
印刷する箇所を選択する際には、「インパクト重視」「さりげなさを重視」など、オリジナルTシャツのコンセプトをあらかじめ決めておくと、どこに印刷を入れるべきかアイディアがまとまりやすくなるでしょう。 具体的なイメージがなかなかわいてこない場合は、市販のブランドTシャツを参考にするとよいでしょう。ロゴが印刷されている箇所はどこなのか、どのような組み合わせでデザインされているのか確認してみてください。
ワンポイントのデザイン大きさ
ワンポイントデザインを考える際は、印刷する場所だけでなく、ワンポイントの大きさも重要な要素になります。サイズ次第でTシャツ全体の印象は大きく変わるので、作成するオリジナルTシャツのコンセプトをもとに、大きさを検討していきましょう。 例えば、大きいサイズで印刷するとデザインが目立つほか、上半身全体が大きく見えるようになります。一方、小さく印刷した場合は余白が活かされ、さりげないデザインのスマートな印象を演出できます。
【印刷場所と大きさによる印象の違い】
印刷箇所 | 印象 |
---|---|
前面に大きく |
|
左胸に小さく |
|
左胸に小さく、背面に大きく |
|
前面の複数箇所に印刷したり、それぞれのデザインの色やサイズ、傾きをアレンジしたりと工夫を施すと、まったく違う印象のTシャツに仕上げることができます。
- 画像引用元:ZOZOTOWN
ラクスルのデザイン編集機能で自由にワンポイントを設置
ラクスルでオリジナルTシャツを作る際は、「デザイン編集機能」から自由自在にワンポイントデザインを設置・調整できます。
ラクスルのデザイン編集機能では、実際にTシャツに印刷されているような画面を確認しながら編集できるので、完成品を具体的にイメージしつつ細かい調整を行えます。 【デザイン編集機能でできること】
- 文字サイズの変更
- テキストの書体変更(37種類)
- 画像(既存のデータ)を追加できる
- 好きなテキストを追加(印刷可能範囲内であれば好きなだけ)
- 単色印刷の場合はデザインの色を変更できる(指定の62色or RGBで調整できる色)
なお、ワンポイントデザインを入れる箇所は、下記の7パターンから自由に選択できます。
- 前面
- 左胸
- 右胸
- 背面
- 襟下
- 左袖
- 右袖
また、印刷の種類は「フルカラー印刷」と「単色印刷」から選べ、好きなテキストをワンポイントで入れられるほかデザインデータ画像をそのまま入稿し、Tシャツに追加することも可能です。例えば、チームやクラスでそろえたTシャツを作るときには、シンボルとなるイラストやロゴなどの画像をそのままアップロードするだけで、簡単に編集できます。 ▶ラクスルのデザイン編集機能の使い方をチェック
ワンポイントのデザインは自分で考えましょう
オリジナルTシャツに入れるワンポイントデザインは自分で考えるようにしてください。企業や市販・流通している既存のロゴを真似したり、一部を変えたりしただけのデザインは著作権侵害にあたる可能性があります。著作権を守りながらデザインを考えていくために、下記の点に留意してください。
【著作権へ配慮したロゴ作成のポイント】
- 他者の著作物をプリントしたい場合は必ず著作者から利用許諾を得る
- 著作権フリーの素材を利用規約にのっとって活用する
- デザインのヒントを学んで自作する
愛着のわくオリジナルTシャツに仕上げるためにも、デザインは自分でしっかり考えて、世界にひとつだけのTシャツを目指してください。 ▶著作権侵害となるデザイン例をチェック ▶オリジナルロゴの作り方をチェック