オリジナルタオルの作り方
オリジナルタオルの作り方
オリジナルタオルの作り方には、作成業者に発注してデザインをプリントしてもらう方法と、既製品のタオルに自分でデザインを入れて手作りする方法の2種類があります。
業者に発注すると、デザインを印刷する道具を揃えたり印刷したりする手間がかかりません。ノベルティや記念品などで大量のタオルが必要な場合にも、業者に依頼すれば簡単に作成できます。費用はかかりますが、時間や手間をかけたくない人におすすめです。
一方、手作りは、タオルの生地やデザインの印刷方法などを自由に選択できます。 また、業者に発注するよりも手作りの方が安い費用でオリジナルタオルを作成できます。ただし、手間と時間がかかる点や慣れるまではきれいに仕上げるのが難しい点には要注意です。
業者に依頼する場合と手作りの比較
作成方法 | 手作り | 業者発注 |
メリット | 作成費用が安い,好きなタオルや印刷方法を選択できる | 枚数が多くても手間と時間がかからない、デザインがきれいに仕上がる |
デメリット | 慣れるまではきれいに仕上げるのが難しい、手間と時間がかかる | 作成枚数が少ないと割高になる可能性がある、タオルやデザインの印刷方法に制限がある |
オリジナルタオルを業者に発注する場合の作り方
オリジナルタオルを業者に発注する場合の作り方は、印刷するデザインを作ってベースとなるタオルを選び、デザインを入稿して注文するだけと簡単です。
- オリジナルタオルへのプリントを依頼するデザインを作る
- デザインをプリントするタオルを選ぶ
- デザインを入稿してオリジナルタオルを注文する
オリジナルタオルへのプリントを依頼するデザインを作る
まずは、オリジナルタオルにプリントするデザインを作りましょう。デザインは手書きのイラストや名前などの文字、写真などを活用して作成できます。WEB上でデザインを作成できる編集ツールがある業者なら、Illustratorのような編集ソフトがなくてもデザインを作成可能です。
業者によっては、デザイン作成に便利なテンプレートやおしゃれなフォントが利用できたり、デザインの作成自体を依頼できたりするところもあります。デザイン作成が苦手な場合や、アイデアが浮かばない場合には、業者のサービスを利用してみるとよいでしょう。
なお、オリジナルタオルを注文する際は、デザインをデータ化して入稿する必要があります。手書きや写真などのデザインを使う場合は、あらかじめデータ化する方法を考えておくと注文がスムーズです。
業者のサイトに入稿するデザインを自作する方法
- 画像編集ソフト・アプリ・サイトでデザインを作成する
- 写真やイラストなど既にデータ化されている画像を用意する
- 手描きのデザインを画像データ化する
手描きでデザインを作成する場合、デザインが描かれた紙をスキャンする他に、紙を撮影するという方法でもデータ化できます。
デザインをプリントするタオルを選ぶ
次に、オリジナルタオルを発注する業者の取り扱っている商品の中から、デザインをプリントするタオルを選びましょう。タオルを選ぶときには、タオルのサイズや生地の種類、印刷方法、プリント範囲、注文可能数に注目するのがおすすめです。また、予算が決まっている場合は、予算内で作成できるタオルを探しましょう。
選ぶポイント | 詳細 |
サイズ | ミニタオル~ビゲストタオル |
生地の種類 | シャーリング生地、パイル生地、マイクロファイバー、フラット織りなど |
印刷方法 | 単色またはフルカラー |
プリント範囲 | 全面プリント、枠ありプリント、ワンポイント |
注文可能数 | 1枚単位、10枚単位、100枚単位 など |
デザインを入稿してオリジナルタオルを注文する
作成するオリジナルタオルを選んだら、プリントするデザインを入稿します。デザインの入稿方法は業者によってさまざまですが、ラクスルではデザイン編集ツールで画像データの取り込みや文字の入力が可能です。また、入稿後に完成イメージの確認もできます。
デザインの入稿が完了したら、オリジナルタオルの注文手続きに進みます。商品をカートに追加して枚数を選択し、支払い方法や発送先などの注文情報と納品希望日を入力しましょう。
入力内容や金額を確認し、注文を確定させれば完了です。なお、商品の最短出荷日は商品ページに記載がある場合が多いので、注文前に確認しておきましょう。
オリジナルタオルを手作りする場合の作り方
オリジナルタオルを手作りする場合も、業者に発注するのと同様にプリントするデザインを作成するところから始めましょう。次に、デザインをプリントするタオルを用意し、実際にデザインをプリントします。
- オリジナルタオルに自分でプリントするデザインを作る
- デザインをプリントするタオルを用意する
- タオルにデザインをプリントする
オリジナルタオルに自分でプリントするデザインを作る
業者発注の場合と同様に、まずはオリジナルタオルにプリントするデザインを作りましょう。業者発注のようにデータを入稿する必要もないため、印刷方法によっては手書きのイラストでも問題ありません。 ただし、ステンシルプリントのようにカッティングシートをデザインの形に切り抜く工程がある印刷方法では、複雑すぎるデザインや写真などは不向きです。デザインの印刷方法を決めている場合は、印刷方法に合うデザインを作成するようにしましょう。
デザインをプリントするタオルを用意する
プリントするデザインが作成できたら、タオルを用意しましょう。業者発注の場合と同様に、サイズや生地の種類に注目してタオルを選んでください。自由にデザインをプリントしたい場合は、無地のタオルを選ぶのが無難です。
タオルにデザインをプリントする
タオルに自分でデザインをプリントする方法には、アイロンプリントやステンシルプリントなどがあります。
アイロンプリントでデザインをプリントする方法 アイロンプリントは、オリジナルタオルの自作で採用されることが多い方法です。アイロンプリントシートにデザインを印刷し、熱で生地に転写します。フルカラーのデザインをタオルにプリントできるのがメリットです。
- アイロンプリントシートにデザインを印刷する
- タオルにシートを置いてアイロンをかける
- シートが冷めたら台紙を剥がす
デザインはパソコンやスマホなどで作成するか、既存の画像データを用意しましょう。なお、デザインを作る際には、転写するとデザインの左右が逆になることに注意が必要です。画像を作成したら、左右を反転させてからアイロンプリントシートに印刷しましょう。
ステンシルプリントでデザインをプリントする方法
ステンシルプリントは、デザインの形状に切り抜いた型を使用するプリント方法です。カッターで切り抜くため、シンプルなロゴやイラストの印刷に適しています。 デザインを紙にプリントしたらカッティングシートを重ね、デザインに沿って切り抜きます。作成した型をタオルに乗せ、インクを染み込ませたスポンジを軽く叩くようにして着色しましょう。生地が乾いたら、当て布をかけてアイロンがけをすれば完了です。
- 紙にデザインをプリントする
- カッティングシートに紙を重ね、デザインの形に切り抜いて型を作る
- 型をタオルに乗せ、インクを染み込ませたスポンジを軽く叩く
- 生地が乾いたら当て布をかけてアイロンをかける
なお、表面の繊維が長いパイル生地の場合、インクが浸透せずきれいにプリントされない場合があります。そのため、ステンシルプリントは、シャーリング生地やフラット織りのタオルにおすすめのプリント方法です。
デザインを作成するときの注意点
プリントするデザインを作成する際には著作権に注意が必要です。マスコットキャラクターのイラストや有名人が撮影した写真、楽曲の歌詞などを著作権者に無断で使うのは著作権の侵害になります。また、フリー素材を除き、SNSやデザイン集で見つけたデザインをそのまま使うのは控えましょう。 また、他人の顔写真や似顔絵を勝手にプリントした場合は、肖像権の侵害にあたる可能性があります。どうしても印刷したい場合は、本人の許可を得てから行いましょう。