初心者でもオリジナルTシャツをかっこよくデザインする3つのポイント
せっかくオリジナルTシャツを作るからには、おしゃれでかっこよくデザインしたいもの。しかし、Tシャツ作りは初めて、デザインも初めてともなれば、アイディア出しの段階でつまずいてしまうのも無理はありません。 そこで、フォントの選び方やボックスロゴデザインなど、ラクスルのデザイン編集ツールでかっこいいTシャツをデザインするためのコツと、実際にオリジナルTシャツを作る際の注意点について解説します。
オリジナルTシャツをかっこよくするためのポイント
- 使用するフォントとフォントサイズを意識する
- 定番のボックスロゴでシンプルにかっこよく
- アルファベットを取り入れるだけでデザインのバランスをとりやすくなる
以下、それぞれのポイントを解説していきます。
フォント選びとフォントサイズで印象は大きく変わる
テキストをデザインの一部に組み込む場合、重要になるのがフォントのサイズです。フォントとTシャツ全体とのバランスを取ることが大切です。サイズに違和感があると、バランスはたちまち失われてしまいます。フォントサイズを選択する際には、Tシャツにプリントした時の仕上がりを具体的にイメージしましょう。 フォントのデザインやサイズを決める際に、ラクスルの「デザイン編集ツール」を使うと、Tシャツとのバランスを確認しながら作業を進められます。 【ラクスルのデザイン編集ツールを使ったフォント選び】
- 使用するフォントによって、作成するTシャツの方向性やイメージは決まってきます。ゴシックであればカジュアルで力強いイメージを、明朝であれば高級感や大人っぽさを表現できるといった具合です
- 入力するテキストの内容を決め、編集機能で実際に文字を打ち込みます
- どの位置に配置するかを決めて、サイズを調整していきます
- デザインの方向性に沿って、フォントと色を決めていきます
このように、「デザイン編集ツール」では完成イメージを確認しながらデザインを調整できます。試行錯誤するかもしれませんが、そんな過程も楽しみつつ進めてください。
ボックスロゴなら簡単でかっこよくなる
市販のTシャツでも見かけることの多いボックスロゴデザインは、テキストと色味、サイズを決めるだけ簡単にデザインできます。 【ボックスロゴデザインの作成手順】
- テキスト入力画面で「しかく」を変換して「■」を入力します。図形の追加には対応していないため、文字の「■」をアレンジして代用します
- ■を横に引き延ばして理想のサイズ感にしたうえで、テキストを追加して重ねていきます
- 好きな色味やフォントを選択すれば完了です
フォントの種類で雰囲気が変わる
アルファベットは文字のバランスをとりやすく、かつ文字自体がシャープなため、シンプルなニュアンスに仕上がります。 上のボックスロゴではアルファベットを使用しましたが、フォントをカタカナにするとだいぶ雰囲気が変わります。 また、シャープなフォントからポップで丸みのあるフォントまで、アルファベットの種類は豊富です。自分のイメージするデザインの方向性にピッタリのフォントを見つけてください。
ラクスルのデザイン編集ツールで実際にTシャツを作成
3つのポイントを活用して、実際にTシャツをデザインするとどうなるのか試してみましょう。 【アルファベットとボックスロゴを意識したデザイン】 アルファベットを使用し、ボックスロゴ風になるようなフォルムで作成しました。ボックスロゴも色分けをしたり、形状を変えてみたりすると、ひと味違うデザインになってオリジナリティが増してきます。 【フォントとサイズ感を意識したインパクト重視のデザイン】
白地のTシャツに明るめの色を使い、フォントとサイズにアレンジを加えています。
Tシャツのデザインデータをはじめて入稿する方向けの注意点
ここまでのデザインは、ラクスルの編集機能のひとつである「テキストを追加」を利用して作成してきました。「テキストを追加」の機能だけでもかっこいいデザインを作ることは可能ですが、加えて「ロゴ・デザインを追加する」機能を活用すると、さらにデザインの幅を広げることができます。 「ロゴ・デザインを追加する」は、既存の画像やイラストのデータをアップロードし、デザインの一部に追加できます。ただし、使用の際にはいくつかの注意点があります。 【データ入稿時の注意点】
- 画像のサイズは縦・横8000px以下にすること
- PDFデータのページサイズは1200mm以下になるように縮小すること
- ファイルはai / png / pdf / jpeg / psd のいずれかでアップロードすること
画像ファイルがこれらの条件を満たしていない場合は、エラーとなってアップロードできません。
ラクスルでは2種類の印刷方法をお選びいただけます
ラクスルでオリジナルTシャツを作る場合は、デザインに何種類の色を使用するかによって印刷方法を選択できます。
- 印刷の色が1色の場合:単色印刷(シルクスクリーン印刷)
- 2色以上の場合:フルカラー印刷(インクジェット印刷)
それぞれの印刷方法の特徴は以下の通りです。
単色印刷(シルクスクリーン印刷) | フルカラー印刷(インクジェット印刷) | |
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インクの種類 | 62色(蛍光色・金銀を含む) | 蛍光色・金銀などの特殊塗料を使用しない色であれば、基本的にすべて対応可能 |
特徴 | Tシャツに直接インクを載せていくイメージの印刷方法で、耐久性能の高さが特徴です。 なお、印刷には「版」が必要で、小ロットの場合は版代を償却するために割高になってしまうこともあります。 |
専用のプリンターで生地に直接インクを吹き付ける方法です。 細かい色味を再現できることが特徴で、画像や写真データを印刷できますが、金銀・蛍光色のような特殊な色は使えません。 版代が発生しないため小ロットの場合お得になりますが、枚数が多い場合は単色印刷と比較して割高になることがあります。 |