ノベルティ

ノベルティとは?意味や目的について

「ノベルティ」という言葉の意味を、販促品との違いに触れつつ解説します。 記事の後半では企業がオリジナルのデザインを印刷して制作するノベルティの選び方を、目的や価格別の切り口をもって、いくつかご紹介します。

ノベルティとは

ノベルティは「企業が、企業名やブランド名、住所などを印刷したアイテム」です。企業は、制作したノベルティを顧客もしくは顧客に至っていない「見込み客」に配ります。

ノベルティグッズの制作目的

ノベルティは、プロモーション活動のうち販売促進の手段や、PRにおける顧客とのコミュニケーションの手段として主に制作されています。「企業やブランド、サービスの存在を知ってもらう」働きかけのひとつとして「企業名が印刷されたノベルティを制作~配布する」手段を採用する場合があります。ノベルティグッズは宣伝・販促効果が高いため、企業やブランドは、より訴求力があり価値のあるノベルティを提供しようと様々なノベルティグッズを制作しています。

ノベルティと販促品との違い

ノベルティは販促品のひとつです。ノベルティと販促品は「言葉の概念の大きさ」が異なるとされています。販促品は、販売促進の手段で用いられるアイテムの総称です。 販促品には無料の商品・サービスである「サンプル」や、特定商品・サービスの購入の報酬(インセンティブ)として購入できたり、無料で提供されたりする「プレミアム(景品)」なども含まれます。

ノベルティ選びのポイント

ノベルティに関する調査を踏まえたノベルティグッズ選びのポイントをご紹介します。

もらって実際に使っている人気ノベルティ調査結果」*1によると、「どんなノベルティなら受け取るか」という質問に対して、全体の68%が「実用的なもの」と回答しています。「もらってうれしい」グッズだけでなく「もらっても困らない」グッズであることが重要視される傾向にあるようです。

またそれぞれの理由からも、実用的なものを求める人は世代を問わないということが言えそうです。 

さらに「ノベルティに関する意識調査」*2でも、実用性とデザイン性の高さを期待する声が聞かれました。

ノベルティグッズを渡す相手や、ノベルティグッズを利用してもらうシーンを想定して品物を決めることも大切です。

*1 “もらって実際に使っている人気ノベルティ調査結果から分かるグッズ製作成功のコツ!事例も紹介”. 【ノベルティ・オリジナルグッズ】の企画製作|株式会社トランス(東京・大阪)|セールスプロモーション支援から販売グッズ製作まで.2020.12.02.https://www.trans.co.jp/column/goods/noveltysurvey/ 

 

*2 株式会社tetote “企業のノベルティ 75%が「迷惑」?調査で判明した迷惑ノベルティの特徴 | 株式会社tetoteのプレスリリース”. PR TIMES|プレリリース・ニュースリリースNo.1配信サービス.2021.09.21.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000086334.html

 

ターゲット・シチュエーション別 おすすめアイテム

誰にむけて、どんな時期、どんな場所など具体的なシチュエーションを決定してノベルティとして配布するアイテムを決定しましょう。 ターゲットや具体的なシチュエーション別におすすめの商品を紹介します。

取引先企業へ配る場合

● オフィスで使える事務用品

”ボールペン”

取引企業へ配るノベルティとしては、名入れや企業のロゴをいれたオフィスで使用できる事務用品がおすすめです。

ラクスルの商品では、ボールペン卓上カレンダーなどが人気です。

展示会場で配布する場合

”ミネラルウォーター”

展示会場で配るノベルティとしては、他人の目に留まるような、その場ですぐ使用できるアイテムがおすすめです。

その場で使えるアイテムは、企業やブランド、自社のサービスなどを、展示会場内でもアピールできます。

ラクスルの商品では、ミネラルウォーターマスクオリジナルトートバッグなどが人気です。

 

消費者向けに配る場合

”エコバッグ”

消費者向けに配るノベルティとしては、普段の生活でも使いやすい日用雑貨がおすすめです。

ラクスルの商品では、マスクケースエコバッグなどが人気です。

年末の挨拶回りで手配りをする場合

”カレンダー”

年末の挨拶で配るノベルティとしては、年末年始に使用頻度が高く、持ち運びがしやすい軽いグッズがおすすめです。

ラクスルの商品では、タオルカレンダーなどが人気です。

このように、具体的なシチュエーションを踏まえてノベルティを選ぶとよいでしょう。

ノベルティ制作時のチェックポイント

ノベルティとして配布する商品が決まったら、次は制作を依頼する「発注先」を決めましょう。その際に確認したいポイントをチェック項目にまとめました。

● 希望の商品(ノベルティ)を取り扱っているか
● 作成する商品(ノベルティ)が「景品表示法」に抵触していないか ※参考:消費者庁「景品規制の概要」

● 予算と合致しているか
● 作成したい数量に対応しているか/また最低の発注数をクリアしているか
● 配布する日から逆算して、余裕のある納品日数か
● 名入れに対応しているか/印刷可能な範囲はどのくらいか
● データの入稿形式に問題はないか

価格帯でノベルティグッズを選ぶ

ラクスルでは、豊富なラインナップのノベルティグッズを取り扱っています。名入れ印刷も簡単で、専用のデザインソフトは必要なく、WEB上だけで簡単に3ステップで作成できます。数あるノベルティの中から、価格帯別におすすめの商品を紹介します。

単価が100円以下のノベルティ

100円以下で作成できるおすすめのノベルティはマスクケースです。
使い捨てで衛生的な上に、差込口には簡易的なロックも付いています。商品サイズ197×119mmのほぼ全面に印刷可能です。
※表示の単価は100個発注の場合

単価が100~150円のノベルティ

100~150円で作成できるおすすめのノベルティはボールペンです。
クリフター(名入れボールペン)は、三菱鉛筆(uni)独自の『支点スライドクリップ』で厚さ5mmまで挟めるだけでなく、10万回以上のテストにもクリアした高い耐久性が特徴。名入れ領域も広いので企業名や商品名を存分にアピールできます。
※表示の単価は100個発注の場合

単価が150~200円のノベルティ

150~200円で作成できるおすすめのノベルティはクリアファイルです。
最も一般的なA4サイズのクリアファイルで、特にビジネスシーンで重宝するので販促効果が高い商品といえます。素材も標準的なクリア素材に加えて、光沢を抑えたマット素材、再生PPを使用したエコ素材の3種類から選べます。
※表示の単価は100個発注の場合

単価が200円以上のノベルティ

200円以上で作成できるおすすめのノベルティはトートバッグです。
不織布フラットオリジナルトートバッグは、A4サイズが入るフラットタイプの不織布のトートバッグ。ラクスルでは縫製加工を採用しているため、品質・耐久性の面でも安心です。展示会やオープンキャンパスなど配布物が多い場で配ると実用性が高くおすすめです。
※表示の単価は100個発注の場合

ノベルティ制作の流れ

ラクスルでは名入れ印刷も簡単で、専用のデザインソフトは必要なく、WEB上だけで簡単に3ステップで作成できます。

オリジナルデザインのボールペンをラクスルで制作した場合を参考として取り上げます。

 

1.商品を選ぶ

”商品選び”

まずは名入れをする商品を選択します。この段階で、数量を設定し、金額や最短出荷日を確認することができます。今回はクリフタ―(名入れボールペン)を選択しました。

2.名入れをする

”デザイン編集画面”

名入れをする商品を選択したら、デザイン編集ツールで画像や文字を配置します。四角い枠内であれば、画像や文字を自由に配置可能です。デザインの知識がなくても、感覚的に操作することができます。

3.発注する

”注文画面”

名入れする商品とデザインが決まったら、納品日や印刷方法などを確認して発注します。発注時に選べる支払い方法は4種類あり、「クレジットカード」「コンビニ支払い」「銀行振り込み」のほか、法人・個人事業主の方は「請求書払い」も選択できます。
支払い方法と届け先、納品希望日を選択して注文確定ボタンを押すと、発注完了です。