ポーチ

オリジナルポーチの印刷位置と印刷方法

オリジナルポーチを作る際、印刷位置や印刷方法によってポーチの仕上がりイメージは大きく変わります。この記事ではオリジナルポーチの印刷位置、印刷可能範囲、印刷方法を解説します。

オリジナルポーチの印刷位置

ラクスルでは、商品ごとに印刷可能な位置が決まっています。印刷位置は商品画面で確認が可能です。

 

 

 

印刷可能な位置は商品によって異なりますが、基本的には表面・裏面・両面・表面真ん中の4種類です。

 

印刷位置 表示 完成例
表面/片面(表面)

ライトキャンバスフラットポーチ(SS)

片面(裏側)

船底マチありキャンバスベーシックポーチ(SM) コロリド

両面

船底マチありキャンバスベーシックポーチ(SM) コロリド

表面真ん中

スウェードスタイル巾着(S)

 

オリジナルポーチの印刷可能範囲例

 

ポーチの種類

舟形

バニティ型

商品例

マチありキャンバスポーチ(S) コロリド

ガジェットポーチ

本体サイズ

W200×D50mm×H95mm

W180×D60×H100mm

印刷可能範囲

W140mm×H35mm

W80mm×H30mm

オリジナルポーチの印刷方法

 

ラクスルの印刷方法には、大きく分けて単色印刷とフルカラー印刷の2種類があります。選択できる印刷方法と色は商品によって異なります。また、同じ商品でも印刷方法によって印刷範囲が変わる場合があります。

 

単色印刷

印刷種類

印刷方法

特徴

印刷できる色の例

印刷見本

箔押し印刷

凸型の金属板を使用し、箔フィルムを熱と圧力で転写して印刷する方法。





・高級感がある

・剥がれやすい(長期利用に向かない)

・レッド

・ピンク

・グリーン

・スカイブルー

・ブルー

・シルバー

・ゴールド


 

パッド印刷

凹版にインクを流し、シリコンパッドで転写する方法。

・小さな商品・曲面・凹凸面に印刷できる

・細かいデザインを印刷できる

・赤

・オレンジ

・黄緑

・紺色

・深緑

・コゲ茶

など

シルクスクリーン印刷

目の細かい網状の版(シルクスクリーン)にインクを通過させる方法。

・様々な素材に印刷できる

・下地の色の影響を受けにくい

・色褪せしにくい

・赤系(DIC564など)

・ピンク系(DIC27など)

・黄色系(DIC570など)

・青系(DIC99など)

など

 

フルカラー印刷

 

印刷種類

印刷方法

特徴

印刷見本

DTF印刷(オンデマンド転写印刷)

熱転写技術とデジタル印刷の柔軟性を兼ね備えた印刷方法。

・下地の色の影響を受けにくい

・デザインのフチがつかない

・細かいデザインを印刷できる

・印刷箇所は質感が変わる

・グラデーションは対応不可

熱転写印刷

転写シートにデザインを印刷し、熱と圧力のプレスによってシートを商品に貼り付ける方法。

・様々な素材に印刷できる

・下地の色の影響を受けにくい

・生地に印刷した場合、印刷箇所の質感が変わる

・デザインの周囲に転写シートのフチが残る場合がある

インクジェット印刷

液体のインクを微細なノズルから噴射して印刷する方法。

・インクの種類が豊富

・鮮明に印刷できる

・色の再現性が高い

・下地の色の影響を受ける

・印刷スピードが遅い