バッグ

バッグに使われる生地の種類と特徴

オリジナルバッグを制作する際に、「コットンとポリエステルの違いは?」「コットンリネンはおしゃれなイメージだけど、どんな生地なの?」といった生地の種類について疑問を抱いたことはありませんか?

 

バッグを選ぶにあたって、使用目的に適した生地を選択することは重要です。この記事では、バッグの生地ごとの特徴やおすすめの活用シーンを紹介します。

 

 

 

 

バッグの生地の選び方

 

市販のバッグだけでなく、オリジナルバッグ用の商品にも、さまざまな生地が使われています。バッグの生地選びでは、次の2つの基準に着目しましょう。

  • 生地の厚さ
  • 天然繊維と化学繊維

生地の厚さ

厚手の生地は耐久性に優れています。厚手で耐久性のある生地には「透けにくい」という特性もあり、重い書類の持ち運びなどに向いています。また、飲料など重いものを入れるようなエコバッグの場合も耐久性が高いと安心でしょう。 【厚手で耐久性の高い生地】

  • キャンバス生地
  • デニム生地 など

一方、薄くて軽い生地は、折りたたむとコンパクトになるため、携帯性に優れています。バッグや車など常備するタイプのエコバックに向いています。 【薄くて軽く、携帯性の高い生地】

  • ナイロン
  • ポリエステル など

天然繊維と化学繊維

生地は主に天然繊維と化学繊維の2つに分類されます。 天然繊維は天然素材を主原料とした繊維で、風合いのよさや通気性の高さが特徴です。天然繊維はさらに植物繊維と動物繊維に分類され、植物繊維は耐熱性が高く洗濯に強いこと、動物繊維は保温性や保湿性に優れているといったメリットがあります。一方で、縮みやすく、シワになりやすいことが天然繊維のデメリットです。 化学繊維は石油などを原材料として、人工的に作られた繊維です。低価格での大量生産が可能であり、シワになりづらく、縮みにくく型崩れもしにくいといったメリットがあります。ただし、熱に弱く経年劣化が早いことがデメリットです。 【天然繊維と化学繊維の特徴】

天然繊維 化学繊維
  • コットン(綿)
  • リネン(麻)
  • ジュート(黄麻)
  • ウール(羊毛)
  • ナイロン
  • ポリエステル
  • アクリル
  • ポリプロピレン

 

バッグに使われる生地の種類

バッグに使われる主な生地の特徴と、それぞれの適した活用シーンを紹介します。

  • 不織布
  • コットン生地
  • キャンバス生地
  • ポリエステル生地
  • コットンリネン生地
  • ジュート生地

不織布

不織布のバッグ

 

不織布とは織らずに作った生地のことで、ポリエステルやポリプロピレンといった化学繊維を熱で圧着させるなどの製法で作られています。通気性が高く、低コストで製造できることがメリットですが、耐久性がさほど高くないため、繰り返しの使用にはあまり向いていません。

【おすすめの活用シーン】

  • 合同企業説明会やビジネスフェア、展示会などの資料配布用トートバッグ
  • 物販イベントのショッパー
  • アパレルなどの物販イベントのレジカゴ代わり

ラクスルではさまざまなサイズの不織布のオリジナルバッグを取りそろえており、マチ付きのタイプも展開しています。 詳しくはこちら:オリジナル不織布トートバッグ

コットン生地

不織布のバッグ

コットン生地は吸水性や通気性に優れているほか、耐熱性が高いというメリットもあります。柔らかな肌触りも特徴です。一方で、縮みやすく、毛羽立ちやすいといったデメリットがあります。

【おすすめの活用シーン】

  • 薄手のトートバッグを合同企業説明会やビジネスフェア、展示会などの資料配布用トートバッグ
  • エコバックやショッピング用バッグ
  • 通学や休日に使うトートバッグ

ラクスルでは、さまざまな厚さ・サイズのオリジナルコットントートバッグを展開しています。 詳しくはこちら:オリジナルコットントートバッグ

キャンバス生地

キャンバス生地のバッグ

キャンバス生地は綿や麻、ポリエステルなどを平織りにした厚手の生地です。厚手で丈夫で通気性がよいといったメリットがありますが、汚れが目立ちやすい・厚手であるほど重くなってしまうことがデメリットです。

【おすすめの活用シーン】

  • ピクニックなど休日の外出に使うトートバッグ
  • 通学用のサブバッグ、弁当や水筒などを入れるランチバッグ

ラクスルではさまざまなサイズ・デザインのオリジナルキャンバストートバッグを取り扱っています。 詳しくはこちら:オリジナルキャンバストートバッグ

ポリエステル生地

ポリエステル生地のバッグ

ポリエステル生地は薄手タイプから厚手タイプまであり、サイズ展開も豊富で、エコバッグなどに広く用いられている素材です。軽くて丈夫で、水に濡れても型崩れしにくいことがメリットです。一方、化学繊維の中では比較的熱に強いものの、着火すると融解してしまうので注意が必要です。

【おすすめの活用シーン】

  • 合同企業説明会やビジネスフェア、展示会などの資料配布用トートバッグ
  • 折りたたんで携行するエコバック
  • 通学・通勤のサブバッグ

ラクスルでは豊富なサイズのポリエステル生地のトートバッグを取りそろえています。 詳しくはこちら:オリジナルポリエステルトートバッグ

コットンリネン生地

コットンリネン生地のバッグ

コットンリネン生地は綿(コットン)と麻(リネン)の混紡生地です。混合率にもよりますが、綿と麻の特徴を合わせ持っていることから、吸湿性や耐久性が高く、ほどよいハリや柔らかさがあり、自然なシワ感も魅力です。ただし、天然繊維のため、縮みやすいことがデメリットです。

【おすすめの活用シーン】

  • 通学や休日のカジュアルなシーンでの外出用バッグ
  • エコバック

ラクスルでは、普段使いに活用できる、おしゃれなコットンリネン生地のオリジナルトートバッグを取りそろえています。 詳しくはこちら:オリジナルコットンリネントートバッグ

ジュート生地

ジュート生地のバッグ

ジュート生地のバッグは自然素材ならではの風合いの良さから、主に夏向きのアイテムとして人気があります。通気性が高く、水分の放出性や速乾性に優れた素材です。ただし、縮みやすいといったデメリットもあります。

【おすすめの活用シーン】

  • 夏の物販イベントの販売グッズ
  • 夏場の外出用バッグ

ラクスルではジュート生地やジュートとコットンの混紡生地のトートバッグを取りそろえています。 詳しくはこちら:オリジナルジュートトートバッグ

 

 

まとめ

バッグは生地によって、活用シーンの向き・不向きがあります。生地の特徴や一般的な用途を理解したうえで素材を選びましょう。 ラクスルではさまざまな生地のトートバッグをはじめとする「オリジナルバッグ」を取り扱っています。大量発注にも対応していますので、イベントなどで作成する際は、ぜひラクスルを活用してはいかがでしょうか。

ラクスルのオリジナルトートバッグはこちらから