Tシャツ

オリジナルTシャツの袖にプリントする方法

ラクスルでは半袖、長袖を問わず袖部分へのプリントが可能で、デザイン編集も簡単にできます。袖にプリントするまでの手順や作成時の注意点等をご確認のうえ、オリジナルTシャツを作ってみましょう。

 

ラクスルの袖プリントの仕様

袖へのプリントを検討するにあたって、まずはラクスルでの印刷可能範囲や実際の仕上がりなど、基本的な仕様を把握しておきましょう。 プリントのサイズ感や仕上がりイメージとラクスルの袖プリントの仕様を照らし合わせ、理想に近いデザインを再現できるか確認してください。

 

Tシャツの袖部分と併せて印刷できる箇所

デザイン箇所

オリジナルデザインを印刷できる箇所は袖だけではありません。前面、背面、右胸、左胸、襟下と、印刷箇所を複数選択し自在に組み合わせることも可能です。

 

 Tシャツの袖部分と併せて印刷できる範囲(サイズ)

印刷範囲

右袖・左袖ともに10cm×10cmの範囲内で印刷できます。 印刷範囲である10cm四方をめいっぱい使って印刷すると、下記のようなイメージに仕上がります。

印刷イメージ

「10cm四方では小さいのでは?」と思うかもしれませんが、実際に印刷してみるとしっかりとインパクトのあるサイズ感となります。よりスマートでさりげない仕上がりを希望するなら、5cm四方ほどをイメージしてデザインを作成するのもよいでしょう。

 

ラクスルで袖プリントTシャツを作る手順

袖にプリントを入れるまでの手順を実際に追っていき、注文完了までのイメージを固めておきましょう。

【オリジナル袖プリントTシャツを作る手順】

  1. 1.袖プリントしたいTシャツを選択する
  2. 2.袖プリントしたいTシャツの印刷方法を決める
  3. 3.印刷箇所で「袖」を選択する
  4. 4.Tシャツの袖に印刷するデザインを入稿する
  5. 5.決済・注文

 

この一連の流れを把握しておくと、クラスTシャツのように複数人で検討しながら作成する場合でも話し合うテーマが明確になり、作成から発注、受け取りまでをスムーズに進められるようになります。

 

袖プリントしたいTシャツを選択する

まずはラクスルで取り扱っているTシャツ(本体)の中から、好きなものを選択してください。 商品のバリエーションはさまざまです。長袖か半袖か、素材は綿かポリエステルか、生地は厚めがいいのか薄めがいいのか、検討のうえでお好みのものを選択してください。 なお、生地の厚みはオンス表記になっています。オンス表記になじみがない場合は、下記の目安を参考にしてください。

【オンス表記の一般的な目安】

  • 薄手:3~4.2オンス
  • 一般的:4.3~5.7オンス
  • 厚手:5.8オンス以上

 

袖プリントしたいTシャツの印刷方法を決める

印刷方法

印刷方法は単色印刷(シルクスクリーン印刷)とフルカラー印刷(インクジェット印刷)の2種類から選択できます。 基本的には、デザインに使用する色の数が印刷方法を選択する基準となるでしょう。ひとつの色しか使わないのであれば、単色印刷(シルクスクリーン印刷)で対応できます。 ただし、価格面の観点を考慮して、作成するTシャツの枚数に応じて印刷方法を選択する方法もあります。

単色印刷の場合は、作成するTシャツの枚数を問わず版代が発生します(※版:インクをのせてTシャツにプリントするハンコのような役割を担うもの)。たくさんの枚数を作成すればするほど1枚あたりの作成代を安くあげられ、かつ全体の価格に占める版代の割合を軽減できます。

フルカラー印刷の場合、版代は発生しないものの、注文枚数によるTシャツ1枚あたりの価格変動率は大きくありません。注文枚数が多くなってくると、単色印刷と比べて割高になることもあります。 まずは何枚のTシャツを作成するのかを決め、実際にかかる価格を確認したうえで印刷方法を選択。そして印刷方法に応じた色の数でデザインを考えるとよいでしょう。

価格について

なお、当記事で紹介している手順にそって進めれば実際の価格を確認できます。

シルクスクリーン印刷について インクジェット印刷について

 

印刷箇所で「袖」を選択する

印刷箇所の選択

印刷方法を決めたら、続いて印刷箇所を決定します。ここでは袖を選択しましょう。 袖だけではなく複数の印刷個所、例えば「袖+前面」を選ぶことも可能です。もちろん、両袖への印刷も選択できます。

 

Tシャツの袖に印刷するデザインを入稿する

続いて、デザインの作成を行います。すでに作ってあるイラストや使用したい画像がある場合は、あらかじめ準備しておいてください。

  1. 1.「デザイン編集画面へ」を選択してデザイン編集ツールに移行する

デザイン編集ツールへ移行

  1. 2.「ロゴ・デザインを追加する」「文字を追加する」から、デザインを構築していきます
  • ロゴ・デザインを追加する:用意している画像データを追加できます
  • 文字を追加する:入力したい文字を追加できます。書体や色、文字サイズなどの調整も可能です

デザイン編集ツール画面

※袖プリントはTシャツ全体としてのプレビューには対応していません 実際に追加していくと、「デザイン編集画面」では以下のように表示されます。

プレビュー

上のロゴは「ロゴ・デザインを追加する」から追加、下の文字は「文字を追加する」から入力しています。

  1. 3.追加した文字やロゴをアレンジ・調整

追加したテキストやロゴは、拡大する、傾きをつけるなど細かく調整を行えます。アレンジを施してオリジナリティのあるTシャツに仕上げましょう。

テキストのアレンジ

ここではテキストのフォントを変えて回転させて、ロゴとテキストの配置を変更してみました。

  1. 4.内容を確認したら「デザインを保存」を選択

デザインを保存

  1. 5.問題が無ければ決済画面へ進みます

 

決済・注文

  1. 1.決済画面に進んだら、会員の方は「ログイン画面へ」を選択。会員でない方は「無料会員登録する」を選択し、流れに沿って会員登録を完了させます
  1. 2.お好きな支払方法を選択します。クレジットカード決済・銀行振込・請求書払い・コンビニ支払いから選択できます
  1. 3.数量、納品希望日、希望サイズを入力後、内容を確認し「注文を確定する」を選択します

数量、納品希望日、サイズ入力

注文確定

以上で注文は完了になります。

 

ロゴやイラスト、画像を入稿する際の注意点

ロゴや画像をデザインに追加して入稿する際には、いくつか注意しなくてはいけない点があります。注意点に準じて入稿しないとエラーが発生したり、想定と違うデザインになったりする場合がありますのでご注意ください。

【画像を入稿する際の注意点】

  • データ容量がオーバーしないようにする

画像の縦・横のサイズは8000px以下のデータを入稿してください。

  • 対応したデータ形式になっているか確認する

ai / png / pdf / jpeg / psd 形式に対応しています。

  • デザインが塗りつぶされてしまわないか確認する

単色印刷を選んでいるのにフルカラーの画像を入稿してしまうと1色に変換されてしまいます。

単色の注意点

また、illustratorで画像を作成する場合、印刷したいデザインの下に無地の四角いデータを敷いていると、背景データも印刷領域と認識されてしまいます。ロゴ等の背景には透過処理を施してください。

透過pngについて

 

データについて】

  • Illustratorのバージョン

対応しているバージョンはIllustrator 9.0/Illustrator 10.0/Illustrator CS/Illustrator CS2/Illustrator CS3/Illustrator CS4/Illustrator CS5/Illustrator CS6/Illustrator CCです。バージョンが対応していない場合は、PDFなどに変換して入稿してください。

  • ページサイズが1200mmを超えていないか

PDFファイルの一辺が1200mmを超えている場合は、サイズを縮小してください。 これらの内容に注意を払いつつ、入稿データを作成してください。なお、オリジナルTシャツの作り方はこちらの記事でさらに詳しく紹介しています。ぜひ併せてご確認ください。