寄せ書き

寄せ書きをプリントしたオリジナルTシャツの作り方とデザインのアイデア

卒業式や送別会などの節目で、友達や仲間に向けたメッセージをつづる「寄せ書き」は、大切な思い出として残る素敵な贈り物です。色紙ではなくTシャツに寄せ書きをすることで、より思い出深い贈り物になるでしょう。 なお、寄せ書きTシャツの作成では、手書きはもちろんのことテキストデータを印刷するなどいくつかのパターンを選べます。こちらでは3つの作成パターンから、寄せ書きTシャツの作り方のコツを紹介していきます。

 

書いた人の思いが残る寄せ書きTシャツ

寄せ書きを施したTシャツは、記憶に鮮明に残る贈り物となります。時に仲間全員で撮った写真をプリントすることなども可能で、作り方のバリエーションは多岐に渡ります。 そして、現状維持したまま比較的長期的な保管が可能です。また、寄せ書きにペンを使うのではなく、洗濯した場合でも文字が消えにくいように印刷する方法も選べます。 そんな寄せ書きTシャツは、さまざまな節目で作成できます。

 

【寄せ書きTシャツの具体例】

  • 部活動の先輩が引退するとき
  • 卒業式に担任の先生へ
  • 体育祭・学園祭などのイベントで
  • 転校・転勤・退職などのイベントの際に
  • 新郎新婦への結婚祝いに
  • 産休に入る人や出産祝いに
  • スポーツイベントなどの優勝記念に

 

このように、なにかしらの記念や転機を迎えるイベントがあるたびに、寄せ書きTシャツを贈るタイミングは訪れます。お世話になった人たちへ感謝の気持ちを伝えたい、そんな時には寄せ書きTシャツのプレゼントを考えてみてはいかがでしょうか?

寄せ書きTシャツを贈るメリット

  • 色紙よりも鮮明に印象に残る
  • ハンガーに吊るしたり、額縁に入れて飾ったりでき、色紙よりも長くきれいな状態を維持できる
  • 飾っておくだけではなく、実際に着ることができる
  • 前面だけでなく、背面にも寄せ書きができるので、スペースを多く使える

 

寄せ書きTシャツのパターンと作成のコツ

寄せ書きTシャツの作成には、3つのパターンがあります。

パターン コツ メリットとデメリット
色紙などすでに用意している寄せ書きをアプリやスキャナーで取り込んでTシャツにプリントする 寄せ書きが小さいと、スキャンするときに引き延ばしが必要になって画質が悪くなります。あらかじめTシャツにプリントする範囲を決めておき、それに合わせたサイズで寄せ書きを書きましょう。また、太めのペンで記入するなど細い文字を避けるようにしましょう。 〇:手書きの温かさを残せる
〇:洗濯しても文字が消えづらい
×:スキャン元のサイズを間違えると画質が悪くなる
×:文字の線が細すぎると入稿時にきれいに印刷できない
手書きで書くためのスペースや枠組みをTシャツにプリントして、あとから書き込む Tシャツにプリントできる範囲は決まっているので、枠のデータを作る際には、人数分のメッセージが記入できるかチェックします。入りきらない場合は、背中の印刷範囲を活用するなど、より多くの人の寄せ書きが書き込めるよう工夫しましょう。
スペースを用意する場合は、「真ん中に大きく文字を入れたい」など、あらかじめメッセージ全体のデザインをイメージしておくと良いでしょう。
〇:データとして枠をデザインできるため見栄えが良い
〇:手書きの温かさを残せる
×:あとで書き込んだ文字は、インクによっては洗濯すると文字が消えてしまうことがある
×:デザインを検討・作成する必要があり少々手間がかる
寄せ書き用の言葉を集めて、Tシャツにテキストデータとして印刷する 寄せ書きのメッセージはメールなどで集めることも可能です。また、文字数を指定しておくと、文字が入りきらないといった事態を避けることができます。
統一感を出したい場合は使用するフォントを統一する、にぎやかなイメージにしたい場合はフォントサイズに大小をつけるなど、あらかじめデザインの方向性を決めておきましょう。
〇:メールなどで遠方からもメッセージを集められる
〇:作成を一人で完結できる
〇:洗濯しても文字が消えづらい
×:使用するフォントサイズや記入する人数によっては、寄せ書きの文字数を調整する必要がある

×:手書きの温もりはない

寄せ書きTシャツ3パターンそれぞれの作り方

スキャンデータのプリントや枠のデザイン、Tシャツへのテキストメッセージ入力など、寄せ書きTシャツを作成する3パターンはいずれもラクスルの「デザイン編集機能」を用いて簡単に行えます。Tシャツの仕上がりのイメージを確認しながら作成できるため、ゼロからデザインを作ることに不安を感じている方でも気軽にご利用いただけます。 ラクスルの「デザイン編集機能」を使って作る寄せ書きTシャツは実際にどのような仕上がりになるのか、具体的に見ていきましょう。

 

直筆の寄せ書きを画像データ化&プリントするパターン

寄せ書きを画像データ化

デザイン引用:Happy Album.com

直筆の寄せ書きをデータ化してプリントするパターンは、手書きの温かみを残して寄せ書きTシャツを作りたい場合におすすめの方法です。スキャンした画像を載せたうえで、さらに手書きのメッセージを加えていくなど、よりメモリアルなデザインにアレンジすることもできます。

 

【寄せ書きの画像データをプリントする方法】

  1. 1. スキャナーアプリやプリンターで画像をデータ化する
  2. 2. 編集に使えるデータ形式で保存する(ai / png / pdf / jpeg / psd 形式)
  3. 3. ラクスルの「デザイン編集ツール」の「ロゴ・デザインを追加する」から画像をアップロード

 

直筆の寄せ書きを作る際には、Tシャツにプリントする範囲をあらかじめ決めておきましょう。範囲に対して寄せ書きが小さいと、スキャンした寄せ書きの画像データを引き延ばさなければならないため、画質が損なわれることがあるためです。 また、寄せ書きの文字が細すぎると、Tシャツへのプリント時に文字がかすれてしまうことがあります。細めのボールペンなどは使用せずに、油性ペンのような太い文字で書いてください。 なお、ラクスルでは画像の背景を透過させる機能もご利用いただけます。この透過機能を使えば実際にTシャツに文字を書いたようなニュアンスを再現することも可能です。ご利用の際は、透過に対応するpng形式で画像をスキャンしてください。

透過PNGにする方法や注意事項

 

実際に寄せ書きをする枠やスペースをデザインするパターン

寄せ書きスペースをデザイン

寄せ書きをするスペースをデザインした画像をプリントして、後から手書きで書き加えるパターンは、おしゃれにデザインができるうえに手書きの温かさを残すことができます。 実際に、どんなデザインをプリントして寄せ書きをするといいのでしょうか? 以下の具体例を参考に、オリジナリティ溢れるデザインを作り上げてみてください。

 

【枠のデザイン具体例】

  1. 人数分の枠を作ってそれぞれ決められたスペースに寄せ書きしていくパターン

人数分の枠を設けたデザイン

  1. 好きな場所に寄せ書きができるデザインを使うパターン

好きな場所に寄せ書きができるデザイン

枠のデザインをプリントしてあとから手書きをするパターンは、デザインを柔軟に採用することで幅広く応用できます。以下のコツを参考に、どんなデザインを作るか検討してみてください。

 

【作成時のアイデア】

  • 野球部であれば、ボールをデザインした枠にするなど、連想したデザインを考える
  • 寄せ書き者全員の顔写真を入れて、写真の下に寄せ書きを入れる
  • 背面も活用するとたくさんの枠を用意できる

 

集めたメッセージを直接テキストデータ入力するパターン

テキストデータを直接入力  

集めたメッセージを直接テキストとして打ち込むパターンは、全員に手書きで直接書いてもらう必要はありません。また、メッセージの配置やバランスをコントロールでき、アレンジ自在にデザインを組み立てられる方法でもあります。 通常の寄せ書きに比べると別の手間はかかりますが、フォントやサイズ、カラーなど細部にまでこだわってデザインできるので凝ったTシャツを作成できます。

 

【作成時のアイデア】

  • 寄せ書きによって文字の色を変えると、多くの人からのメッセージが集まったニュアンスを表現できる
  • 1種類のフォントを使うことで統一感が出せる
  • フォントや色を統一したうえで、文字列の横幅をそろえるとおしゃれなイメージになる
  • テキストだけでなく画像や写真を入れると、温もりをプラスできる
  • 文字のサイズをひとりひとり変更すると立体的になり見栄えが良くなる

ラクスルの「デザイン編集機能」を使えば簡単にテキスト入力を行えます。デザイン性の高いフォントの使用や、文字の配置も自在です。こちらの記事も確認のうえで、寄せ書きのメッセージテキストをTシャツに盛り込んでいきましょう。

 

オリジナルの寄せ書きTシャツを作ってみよう

採用するパターンを決定したら、実際に寄せ書きTシャツを作ってみましょう。ラクスルの「デザイン編集ツール」を使えば、画像やイラストの貼り付け、テキストの入力は、Tシャツを作ったことがない人でも簡単に行えます。 「デザイン編集ツール」の操作方法は、こちらの記事で詳しく紹介しています。安心して寄せ書きTシャツの作成に挑戦してください。ラクスルなら、送付先が1箇所の場合、全国送料無料です。