トートバッグ

トートバッグの汚れの落とし方を解説

お気に入りのトートバッグを使っていて、汚れが気になることはありませんか? トートバッグは洗濯しても大丈夫なのか、シワができたり、型崩れしたりしてしまうことはないのか、気になるところではないでしょうか。 こちらではトートバッグの洗濯の方法など、汚れの落とし方について紹介。汚れを防止する方法についても触れていきます。

トートバッグの汚れの落とし方

”トートバッグ” トートバッグは薄手の平織り生地のコットン、あるいは厚手の平織り生地のキャンバスで作られたものが多く、素材は綿が中心です。平織りの糸が交差する織り目の部分に汚れがたまりやすい傾向があるほか、使用しているうちにさまざまな原因から汚れが気になってきます。

●コーヒーをこぼしてしまったシミや汚れ
●油汚れ
●自転車のタイヤで擦ってしまった黒い汚れ
●虫がつぶれてついた汚れなど

このように、トートバッグの汚れにはさまざまな種類がありますが、落とし方のポイントは同じです。汚れの落とし方の方法を順に確認していきましょう。

●手洗いで汚れを落とす
●洗濯機で汚れを落とす
●消しゴムで汚れを落とす

中性洗剤や固形石鹸を使って手洗いで汚れを落とす

トートバッグ全体に汚れが目立つ場合には手洗いをします。手洗いをする際は、中性洗剤や固形石鹸、洗面器、歯ブラシ、タオルなどを用意しましょう。

  1. 洗濯表示を見て、手洗いができるか確認する
  2. 洗面器に水を張って中性洗剤を規定の量を入れて溶かす
  3. トートバッグの汚れが目立つ部分に固形石鹸を塗る
  4. トートバッグを1の洗剤液に30分程度つけておく
  5. 固形石鹸を塗っておいた箇所を歯ブラシでこする
  6. 手のひらで押し洗いをする
  7. 押し洗いをしながら、泡がなくなるまで水を入れ替えてすすぐ
  8. 軽く絞った後、タオルに挟んで水分をとる
  9. 日陰の風通しのよい場所に干す

歯ブラシを使用する際には生地を傷めてしまわないように、力を入れすぎないように注意してください。

脱水は厳禁!洗濯機で汚れを落とす

トートバッグを洗濯機で洗うとシワや型崩れが起こりやすいため、できれば手洗いがおすすめです。洗濯機で洗う場合には中性洗剤とタオルなどを用意しておきます。

  1. 洗濯表示を見て、洗濯機で洗えるかどうか確認する
  2. トートバッグをネットに入れてから、洗濯機に入れる
  3. 中性洗剤を使って、手洗いコースやドライコースで洗う
  4. 洗濯機では洗い・すすぎまでとして脱水はせずに、タオルに挟んで水分をとる
  5. 日陰の風通しのよい場所に干す

シワや型崩れを少しでも防ぐために、洗濯機で洗う場合には脱水は使わずにタオルで水分をとりましょう

小さな汚れや持ち手の黒ずみは消しゴムで落とす

トートバッグの表面についた小さな汚れや黄ばみ、持ち手の黒ずみなどは、消しゴムで落ちることがあります。ただし、強くこすりすぎると生地を傷めてしまうことがありますので、やさしく丁寧に汚れを落としていきましょう。

シワのできないトートバッグの干し方

特に厚手のトートバッグは乾きにくいですが、乾くまでに時間がかかると雑菌が繁殖してしまい、嫌な臭いの原因になります。トートバッグをシワなく、できるだけ乾きやすいように干すにはコツがあり、物干しハンガーを使う以外に、ハンガーを2つ利用する方法もあります

  1. 干す前に両手でパンパンと叩いて、できる限りシワを伸ばす
  2. 【物干しハンガーを使う場合】物干しハンガーの2列分の洗濯バサミを使って、トートバッグの開口部を開いて干す
  3. 【ハンガーを2つ使う場合】トートバッグの持ち手をそれぞれのハンガーにかけて、開口部を開いて干す

トートバッグを干すときには、色あせを防ぐために日陰に干します。また、プリントがついたトートバッグは紫外線の影響でプリントがはがれてしまうのを防ぐため、裏返しにしてから干しましょう。

トートバッグの汚れを防止する方法

トートバッグは洗っていくうちに風合いが変わってしまうことがあるため、できるだけ汚れを防いできれいな状態を保っておくのが理想的です。

防水スプレーで汚れをはじく!

定期的に防水スプレーをトートバッグにかけておくと、雨のときに濡れるのを防ぐだけではなく、汚れをはじく効果もあります。トートバッグに防水スプレーをかけるときには、必ず乾いた状態で行うようにしましょう。 なお、防水スプレーが使用できない素材もありますので、使用前に防水スプレーの説明書きを確認してください。

保管は風通しの良い場所で

雨などで濡れてしまったトートバッグをそのまましまうと、カビが生えたり、汚れが黄ばみになったりすることがあります。トートバッグは風通しのよい場所にしまっておくのが基本です。また、持ち手をかけて保管しておくと、シワや型崩れも防げます。

まとめ

トートバッグはちょっとした汚れなら消しゴムで落としたり、防水スプレー使用して汚れを防止したりするなど、なるべく洗濯をせずにお手入れをした方が風合いを維持できます。洗濯をする場合も手洗いを基本として脱水は使わないなど、シワや型崩れを防ぐことを意識しましょう。