オリジナルTシャツに特大プリントや特殊プリントをするには
オリジナルTシャツ向けの特大プリントの特徴
特大プリントとは、Tシャツの前面や背面に大きめのデザインを印刷することです。胸元や襟下などよりも印刷範囲が広いので、通常サイズのプリントよりもインパクトのあるオリジナルTシャツを作成できます。 特大プリントのサイズは業者によって異なりますが、32〜40cm四方以上の範囲にデザインをプリントできるものが特大プリントと呼ばれています。
オリジナルTシャツ向けの特殊プリントの特徴
オリジナルTシャツ向けの特殊プリントとは、通常の単色印刷やフルカラー印刷ではなく、特徴的なデザインをプリントできる方法のことです。特殊プリントの中には立体感やヴィンテージ感を出せるものがあり、印刷したいデザインや仕上がりのイメージに合うものを選べます。洗濯や摩擦によるダメージを受けやすいプリント方法もあるので、取り扱いを確認することで長期間愛用できます。
キラキラしたデザインに仕上がる特殊プリント
キラキラした仕上がりになるラメプリントや箔押しプリントといった特殊プリントは、Tシャツを華やかな印象にしてくれます。ダンスの衣装やクールな印象のオリジナルTシャツに向いています。
プリント方法 | 特徴 |
ラメプリント | 金色や銀色、その他の色にラメの粒子を混ぜる |
箔押しプリント | 金色や銀色、その他の色を熱圧着する |
立体感のあるデザインに仕上がる特殊プリント
立体感のある特殊プリントは、まるでTシャツからイラストやロゴが浮き出たような印象になります。発泡プリントやフロッキープリント、クリアプリントが代表的なプリント方法で、キャラクターや文字を浮きだたせる浮き立たせることができます。
プリント方法 | 特徴 |
発泡プリント | インクに発泡剤を混ぜて熱を加えるプリント方法で、ふっくらとした仕上がりになる |
フロッキープリント | パイルとよばれる細かい繊維を植毛するプリント方法で、フェルトのような素材が生地に圧着されているように仕上がる |
クリアプリント | プリント部分が厚みのあるジェルのようなツヤになり、塗りたての塗料のような光沢のある仕上がりになる |
古着風のデザインに仕上がる特殊プリント
根強い人気のある古着風デザインは、オリジナルTシャツのプリントでもひび割れプリントや裏側プリント、ウォッシュプリントなどを採用することで演出することが可能です。味わいのあるデザインを特殊プリントで表現して、オリジナルデザインの古着風Tシャツを作成できます。
プリント方法 | 特徴 |
ひび割れプリント | 印刷後の熱処理でひび割れを起こす |
ひび割れプリント(ハード) | 洗濯などでひび割れる。綿素材に限る |
裏側プリント | 生地の裏側に印刷したデザインを透けさせる |
ウォッシュプリント | 色落ちしやすいプリントを使って色あせたニュアンスを出す |
その他の特殊プリント
暗闇でぼんやり光る蓄光プリントやプリント面にも通気性をもたせることができる昇華転写プリントなど特殊プリントの種類は多岐にわたります。
プリント方法 | 特徴 |
蓄光プリント | 光を吸収して暗闇でぼんやり光る |
昇華転写プリント | 発色が良く、プリント面にも通気性がある |
エアブラシプリント | スプレーで噴きつけたようなデザインに |
抜染プリント | カラー生地の色を抜いてプリント |
グラデーションプリント | 色を混ぜてグラデーションを表現 |
特大プリントや特殊プリントを使ったオリジナルTシャツの作成方法
特大プリントや特殊プリントを使ったオリジナルTシャツを作成する場合、希望するプリント方法に対応している商品を取り扱っている業者を利用するのが簡単です。以下の手順で業者に依頼すれば、特大プリントや特殊プリントのオリジナルTシャツを手軽に作成できます。
- 1.利用したい特大プリントや特殊プリントに対応したTシャツを扱っている業者を選ぶ
- 2.特大プリントや特殊プリントをしたい商品を選ぶ
- 3.特大プリントや特殊プリントするデザインを作成し、入稿する
- 4.商品を注文する
業者によっては、特大プリントや特殊プリントができるオリジナルTシャツの種類やサイズに制限があったり、料金が割高になったりする場合もあるのでご注意ください。また、特殊プリントの場合は洗濯方法が指定されている商品もあります。