タオルの種類と特徴を生地別とサイズ別に紹介
タオルにはさまざまな商品があるため、オリジナルタオルを作るときには、制作するタオルの「種類」を決めることがポイントです。
タオルには、生地の織り方やサイズが異なる複数の種類があります。また、タオルの種類によって用途が異なるため、制作する目的に合ったものを選ぶことが大切です。タオルの種類について、生地とサイズ別に紹介していきます。
タオルの種類と分類方法
タオルにはさまざまな種類がありますが、次の2つの観点から分類できます。
● 生地別
● 大きさ別
タオルの生地や織り方の種類には、一般的に使われている「パイルタオル」のほかに、「シャーリングタオル」やワッフル生地のタオルなどがあります。また、大きさ別にみた場合の種類とは、ハンドタオルやフェイスタオル、スポーツタオルといった分類です。
生地別でみるタオルの種類
生地の織り方から分類されるタオルの種類で代表的なものは、パイルタオルやシャーリングタオルです。その他、ガーゼ生地やワッフル織地、無撚糸地などを使ったタオルもあります。
パイルタオル
日常で使われているタオルの定番がパイルタオルです。ループ状の輪ができるように織られているため、ふわふわした肌触りで弾力性があり、保温性や吸水性に優れています。タオルの吸水性を重視したい場合には、パイルタオルが向いています。
ただし、パイルタオルは表面が凸凹していて印刷がしにくいため、名入れプリントで使われるパイルタオルは、端の方に平地の部分を設けた「平地付きタオル」が一般的です。
シャーリングタオル
シャーリングタオルは、パイル地表面のループ状の糸の先端部分をカットしたタオルです。ループ状の部分をカットしたことで引っ掛かりがなくなり、滑らかなビロードのような肌触りになることが特徴です。
シャーリングタオルは表面が平滑なことから、細かなデザインの印刷も可能で、タオル全面への印刷もできます。高級感を求める場合にも向いたタオルです。
その他、タオルに使われる生地
ノベルティグッズに使われることが多いのはパイルタオルやシャーリングタオルですが、その他にもタオルに使われている生地があります。
● ガーゼ生地
● ワッフル織地
● 無撚糸地
ガーゼ生地は、縦糸と横糸を交互に粗く平織りした生地です。やわらかくて肌触りがよいためタオルに向いている生地ではありますが、吸水性はさほど高くないため、たとえばバスタオルにはあまり向いていません。
ワッフル織地は、表面にマス型の凹凸が出る織り方で、見た目がスイーツのワッフルに似ていることから名付けられました。ワッフル織地はサラリとしていて肌触りがよく、吸水性にも優れていますが、表面が平滑ではないため、名入れ印刷には向いていません。
無撚糸地の「撚糸(ねんし)」とは、糸に撚り(より)、すなわちねじりをかけることです。通常、糸は撚りをかけることで強度を出しますが、無撚糸地は撚りの少ない糸で織った生地を指します。無撚糸地のタオルは撚りが少ないため、ふわふわとして柔らかな肌触りで、保温性や吸水性に優れています。ただし、毛羽が落ちやすいなど強度は高くなく、名入れ印刷にも向きません。
サイズ別にみるタオルの種類
ラクスルのオリジナルタオル作成では、「ビゲストタオル」「ビーチタオル」「バスタオル」「スポーツタオル」「マフラータオル」「フェイスタオル」「ハンドタオル」「ミニハンカチタオル」の全8サイズから選択できます。
代表的なタオルのサイズ一覧
タオルの種類 | サイズ | 特徴 |
ビゲストタオル | 200㎝×90㎝ | スポーツ球団で等身大タオルとして選手の姿を印刷して、ファングッズとして販売される超大型のサイズです。 |
ビーチタオル | 150㎝×80㎝ | バスタオルよりサイズが大きく、身体を包んだり、海辺でレジャーシートとして活用できたりします。 |
バスタオル | 125㎝×60㎝ | スポーツタオルより一回り大きいサイズで、お風呂上がりの体や髪を拭くのに適したタオルです。 |
スポーツタオル | 110㎝×40㎝ | バスタオルよりひとまわり小さいサイズで、汗を拭き取りやすいのでスポーツやアウトドアで活躍します。 |
マフラータオル | 110㎝×20㎝ | 首に巻けるほど細長いサイズのタオルで、スポーツ観戦や音楽フェス鑑賞などで活躍します。 |
フェイスタオル | 80㎝×34㎝ | 顔や手を拭くのに適した長方形のサイズのタオルです。 |
ハンドタオル | 30㎝×30㎝ | バッグに入れて持ち運びしやすく、外出先でもサッと取り出せるサイズです。 |
ミニハンカチタオル | 20㎝×20㎝ | ポケットに入れて持ち運べる手軽さで、大人から子どもまで扱いやすいサイズです。 |