オリジナルTシャツの選び方
Tシャツを選ぶ際にチェックしたいポイントは、主に以下の4つです。
- 生地の種類
- 生地の厚さ
- デザイン
- 製法
これらのTシャツを構成する要素を知ることで、用途や着用シーン、目的に合った商品を選びやすくなります。
この記事では、Tシャツ選びで押さえておきたい各ポイントの特徴を整理し、用途や目的に合わせた選び方を分かりやすく解説します。
生地の種類
Tシャツの生地の種類を大きく分けると、綿(コットン)100%、ポリエステル100%、ドライTシャツの3種類です。次のような特徴があります。
| 生地の種類 | 綿(コットン) | ポリエステル | ドライTシャツ |
| 通気性 | 〇 | ✖ | 〇 |
| 吸湿性 | 〇 | ✖ | 〇 |
| 保温性 | 〇 | ✖ | △ |
| 臭い | 〇 | ✖ | ✖ |
| 静電気 | 〇 | ✖ | ✖ |
| 肌当たり | 〇 | △ | △ |
| 耐久性 | △ | 〇 | △ |
| 速乾性 | ✖ | 〇 | 〇 |
| 防シワ | ✖ | 〇 | △ |
綿(コットン)Tシャツの特徴
| メリット | デメリット |
| ・通気性に優れる ・吸湿性に優れる ・保温性に優れる ・肌ざわりがやわらかい ・着心地が良い ・臭い成分が蓄積しにくい ・静電気が発生しにくい |
・薄手の生地は耐久性に劣る ・乾きにくい ・シワになりやすい |
綿(コットン)Tシャツは自然素材ならではの、やわらかな肌ざわりと快適な着心地が魅力です。通気性と保温性のバランスが良いため、一年を通して着用できます。
しかし、吸湿性に長けている一方で速乾性はないため、汗や水を吸うと重くなります。肌に張り付く不快感をおぼえることもあるため、スポーツや炎天下でのイベントには不向きです。
【おすすめのシーン】
- 通年用
- 肌あたりに敏感な人
- 重ね着したいとき
ポリエステルTシャツの特徴
| メリット | デメリット |
| ・耐久性が高い ・速乾性が高い ・シワになりにくい |
・吸湿性に劣る ・保温性に劣る ・肌に合わないことがある ・臭い成分が蓄積しやすい ・静電気が発生しやすい |
ポリエステルTシャツは洗濯を繰り返しても劣化しにくく、すぐに乾くため、利便性重視の業務用ウェアで多く採用されています。
しかし、汗を吸いにくく、臭いや汚れの成分が蓄積しやすいため、不快感をおぼえる人もいます。また、ウールやナイロンと組み合わせると静電気が発生する点にも注意が必要です。精密機器を扱う作業や火気厳禁の現場には不向きといえます。
【おすすめのシーン】
- 業務用ウェア
- 室内干し
- 雨の日
- 水を扱う作業
ドライTシャツの特徴
| メリット | デメリット |
| ・吸湿性がある ・速乾性が高い ・通気性が高い |
・臭い成分が蓄積しやすい ・静電気が発生しやすい |
ドライTシャツの生地は、ポリエステル100%または綿(コットン)・ポリエステル混紡生地が中心です。通常のポリエステル生地と比べて、吸湿・通気・速乾機能が高められています。大量の汗をかくシーンにおすすめです。
一方、ポリエステル特有のデメリットを解消できていないポイントもあります。臭いや汚れが蓄積しやすいため、こまめな洗濯と定期的な交換が欠かせません。ウールやナイロンと組み合わせたときの静電気にも注意が必要です。
【おすすめのシーン】
- スポーツ、運動
- 真夏のイベント
生地の厚さ
| 生地の厚さ | オンスの目安 | 特徴 | 商品例 |
| 薄手 | ~4.5オンス | ・軽量 ・通気性が高い ・透けやすい ・セーターやパーカーのインナー向け |
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| 中厚 | 4.6~6.1オンス | ・一般的な厚さ ・白や淡い色以外は透けにくい ・商品の選択肢が多い |
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| 厚手 | 6.2オンス~ | ・シルエットが崩れにくい ・耐久性が高い ・透けにくい ・重い ・1枚でもサマになる |
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デザイン
襟と袖のデザインもTシャツの印象を大きく変える要素です。デザイン別の特徴や商品を紹介します。
襟のデザイン
| 襟のデザイン | 首元の開き | 特徴 | 商品例 |
| クルーネック | 控えめ | ・ベーシック ・スタイルを選ばない ・インナーを選ばない |
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| Vネック | 深い | ・首周りがすっきり見える ・顔の輪郭がシャープに見える ・ジャケットのインナーとして合う ・ネックレスと合わせやすい |
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| Uネック | 深い | ・顔周りがすっきり見える ・首長見せ効果 ・インナーやタンクトップに多い ・抜け感を出したいコーディネートに合う |
|
Tシャツの上に襟つきのジャケットを羽織る場合は、首元のシルエットが美しくなるVネックがおすすめです。抜け感を出したい場合は、襟ぐりが深く、首元が見えるUネックがおすすめです。
袖のデザイン
| 袖のデザイン | 特徴 | 着用シーン例 | 商品例 |
| スタンダード | ・スタンダード ・単色デザインが多い ・肩や脇がフィットしやすい ・コーディネートを選ばない |
・普段着 ・作業 ・クラスTシャツ |
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| ドルマンTシャツ | ・タンクトップやキャミソールなどのインナーと重ねやすい ・リラックス感がある ・ボディラインが目立たない |
・部屋着 ・ヨガ ・バレエのレッスン |
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| ラグランTシャツ | ・襟ぐりから袖下まで、袖が斜めに縫い付けられている ・スポーティ ・腕を動かしやすい ・バイカラーデザインが多い |
・スポーツチームのユニフォーム ・スポーツMIXコーディネート |
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| リンガーTシャツ | ・配色がコーデのアクセントになる | ・アメカジ、ヴィンテージテイストのカジュアルコーデ |
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| ベースボールTシャツ | ・肩にゆとりのあるスポーティーなシルエット ・動きやすい |
・野球、ソフトボールのユニフォームやスポーツイベントのチームウェア |
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製法
脇の仕様や襟の縫製などの製法で着心地が変わります。
脇の仕様
| 仕様の名称 | 脇下の縫い目 | メリット | コスト | 商品例 |
| 横割り | あり | 商品数が多い | 低い |
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| 丸胴 | なし | 着心地が良い | 高い |
|
横割りはTシャツの一般的な製法で、脇下に縫い目があるTシャツです。幅広い色やデザインの商品から選べます。
丸胴のTシャツは筒状に編み上げられた生地で作られており、脇下に縫い目がありません。縫い目が肌に触れないため、快適な着心地を楽しめます。
襟の縫製で選ぶ
Tシャツの襟の縫製方法は、ロック付け襟とバインダーが一般的です。違いは次のとおりです。
| 縫製の名称 | 製法 | メリット | コスト | 商品例 |
| ロック付け襟 | 襟と身頃を裏側からロックミシンで縫い付ける | ・伸縮性がある ・着脱しやすい |
低い |
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| バインダーネック | 襟ぐりの縫い代を別布(バインダー)で挟むように縫い付ける | ・耐久性がある ・首元がヨレにくい ・デザイン性が高い |
高い |
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おすすめの仕様・種類
おすすめの仕様・種類を用途とニーズ別で紹介します。
【用途別】おすすめの仕様・種類
オリジナルTシャツの用途ごとに、おすすめの仕様・種類が異なります。すでに用途が明確に決まっている場合は、下記で紹介する生地の種類や機能性、印刷面などの観点で、Tシャツをお選びください。
| 用途 | おすすめの仕様・種類 | 商品例 |
| 部活Tシャツ・チームTシャツ | ・ドライTシャツ ・薄手~中厚 ・クルーネック ・袖はスタンダード、ラグラン |
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| クラスTシャツ | ・綿(コットン)Tシャツ ・ドライTシャツ ・薄手~中厚 ・クルーネック ・袖はスタンダード、ラグラン |
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| スタッフTシャツ | ・ポリエステルTシャツ ・ドライTシャツ ・薄手~中厚 ・クルーネック ・袖はスタンダード |
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| 誕生日プレゼント | ・綿(コットン)Tシャツ ・中厚~厚手 ・丸胴 ・バインダーネック |
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| リラックス | ・薄手~中厚 ・ドルマンTシャツ ・ロック付け襟 |
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【ニーズ別】おすすめの仕様・種類
| 重視するポイント | おすすめの仕様・種類 | 商品例 |
| 耐久性・透けにくさ | ・厚手 ・バインダーネック |
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| 柔らかい肌ざわり | ・綿(コットン)Tシャツ |
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| シワがつきにくい | ・ポリエステルTシャツ |
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| 肌への刺激の少なさ | ・綿100% ・丸胴 |
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| 汗が乾きやすい | ・ドライTシャツ |
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