刺繍入りスマホケースの作り方
刺繍入りスマホケースの作り方
刺繍入りスマホケースは、スマホに高級感と上品さを出したい人、手作りらしいぬくもりが欲しい人などにおすすめです。
刺繡入りスマホケースのデザイン例 ● 花や葉などのスタンダードな植物モチーフを刺繍する ● アーティスティックな幾何学模様をステッチする ● 和柄やトライバルパターンなど民族的な刺繍をする ● 犬や猫やキャラクターなど愛らしいステッチを入れる ● イニシャルや名前をモノグラム風にアレンジして刺繍する 刺繡入りスマホケースは専門業者に依頼して作ることもできますが、手軽に自作することもできます。業者に依頼する場合は精密なデザインが可能になり、自作する場合はコストを低くしたり、自由にカスタマイズしたりと自分だけのスマホケースを作り上げる楽しさがあります。
刺繍入りスマホケースの作り方の種類と特徴
刺繍入りスマホケースの作り方にはいくつか種類があり、刺繍が得意でない方でも手軽に作ることができます。刺繍に慣れていない方にもおすすめな方法を3つ紹介します。
- メッシュ状のスマホカバーに直接「クロスステッチ」していく方法
- 布に「ワンポイント刺繍」を入れる、または「ワッペン」をケースに貼り付ける方法
- 業者にオーダーメイドして刺繍を入れてもらう方法
「クロスステッチ」とは、X字型の縫い目を使って柄を作り上げていく手法で、「ワンタッチ刺繍」は2つの丸い枠で布を挟み込んで刺繍を作る手法です。どちらの方法でもロゴやモチーフ、イニシャルなどを入れられます。刺繍が難しい方は市販の「ワッペン」(アップリケ)を使用する、あるいは業者に依頼する方法を選びましょう。
スマホケースのタイプ別の刺繍方法
新たにスマホケースやスマホカバーを用意するのではなく、今使っているものを使用したい方は、ケース毎の適した刺繍方法をご確認ください。
メッシュタイプのカバーはクロスステッチ向き
メッシュタイプのスマホカバーはクロスステッチに最適です。メッシュの穴を利用して、簡単に美しいパターンやデザインを作り出すことができます。糸だけでなく、ビーズでデコレーションしていく方法も人気です。
プラスチック製・シリコン製ケースはマルチタイプ
プラスチック表面やシリコン製のケース表面に直接刺繍することは難しいため、布にデザインを施し、その布をケースに貼り付ける方法が適しています。そのため、クロスステッチでもワッペンでも好きな刺繍方法を選べます。ただし、ケースの素材が硬い場合、布を貼り付けるとスマホが入らなくなる可能性があるため、布の厚みには注意しましょう。
布製ケースはワッペン向き
布製のケースは、ワッペンでのアレンジが適しています。クロスステッチやワンポイント刺繍も可能ですが、布の下にあるスマホをカバーする部分が硬く、針を刺しにくい場合が多いので、加工する場合は事前に確認しましょう。
レザー製ケースは業者発注向き
レザー(革)のスマホケースは革縫い針のような特殊な針でないと加工が難しい素材です。ワッペンを利用する、あるいはオーダーメイドの刺繍サービスを利用するのが適しています。
刺繍入りスマホケースの自作に必要な物
刺繡入りスマホケースを作る際に必要な物を紹介します。 自分で刺繍をする場合は、刺繍糸と刺繍針、図案を布に移すチャコペン、トレーシングペーパーなどです。あとは選んだ作り方に応じてメッシュタイプのスマホケース、刺繍枠、ビーズ、ワッペン、布とスマホケース素材に対応した接着剤、ほつれ止め液なども準備しましょう。ほとんどが100円ショップや手芸用品店で購入可能です。
刺繍入りスマホケースの自作手順
刺繍入りスマホケースの作り方は基本的に、図案を用意してスマホケースに直接刺繍を施す、または布に刺繍してからケースに貼り付けるという手順になります。 図案は無料でダウンロードできるサイトや写真を図案に変換できるサイトなどで入手可能です。
刺繍入りスマホケースを作る際のリスク
スマホケースに刺繍を施す前に、次のようなリスクがあることも認識しておきましょう。 スマホの着脱がしにくくなる スマホが外れやすくなる 費用が高くなる 刺繡入りスマホケースにすることで、スマホケースの取り外しが困難になったり、厚みが出たことで逆に外れやすくなる可能性があります。また、カスタマイズを重ねたり、材料にこだわることで業者に依頼するよりもコストが高くなる点も注意が必要です。